• "高速鉄道"(/)
ツイート シェア
  1. 諫早市議会 2012-09-09
    平成24年第3回(9月)定例会(第9日目)  本文


    取得元: 諫早市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    ▼ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午後1時 開議 ◯議長並川和則君)[ 379頁]  これより議事日程第9号により本日の会議を開きます。  日程第1「議案第57号から議案第60号」及び「議案第62号から議案第67号」までの10議案一括議題とし、これより各委員長の報告を求めます。 2 ◯総務委員長(室内 武君)登壇[ 379頁]  皆さん、こんにちは。それでは総務委員長報告をいたします。  総務委員会に審査を付託されました議案第57号「諫早市災害対策本部条例及び諫早市防災会議条例の一部を改正する条例」、議案第58号「諫早市ふれあい施設条例の一部を改正する条例」につきましては、提出された関係資料をもとに慎重審査をした結果、いずれも全会一致により原案どおり可決すべきものと決定しました。  なお、審査の過程における質疑や意見の主なものは、次のとおりです。  議案第57号「諫早市災害対策本部条例及び諫早市防災会議条例の一部を改正する条例」について、諫早市地域防災計画災害対策基本法に基づき作成されたものであるが、昨年3月11日の東日本大震災を受け、市民の防災に対する意識は高い。しかし、この計画は地域ごと災害対応が定められていないなど有事に即応したものになっていないと思われるが、市としての災害時の対策をどのように考えているのか、との質疑に対し、地域防災計画は行政の内部における災害対応を中心として作成している。東日本大震災を踏まえ、自助及び地域での共助に対する関心が高い時期だと考えており、自然災害の知識や情報の提供、啓発活動などを行っていき、最終的には全自治会における防災マップの作成につなげていきたい。また、行政による公助としては、早期避難を促すための防災行政無線の整備やFMラジオによる緊急放送など災害時の情報伝達手段多様化を図っていきたい、との答弁がありました。これに対し委員から、現在、自主防災組織は火災を想定しての活動が中心となっているが、市として今後は、自然災害についても避難する場合の経路や場所の選定、先進的な事例の紹介など、地域に対して積極的に関与してもらいたい、との意見がありました。  また、今回の条例改正により防災会議委員に、「自主防災組織を構成する者または学識経験のある者のうちから市長が委嘱する者」が追加されることになる。現在の諫早市防災会議委員の中に自主防災組織を構成する者または学識経験のある者は入っているのか、との質疑に対し、自主防災組織を構成する者については、現在、諫早市自治会連合会及び諫早市女性防火クラブ連絡協議会委員として入っていただいているが、学識経験のある者については入っていないため今後検討したい、との答弁がありました。これに対し委員から、次期委員の選考に当たっては大学教授防災士など専門的知識のある学識経験を有する者の選任を検討してもらいたい、との意見がありました。  次に、議案第58号「諫早市ふれあい施設条例の一部を改正する条例」について、本年11月に飯盛ふれあい会館が完成し、12月から供用開始となることに伴う条例の一部改正とのことであるが、供用開始後は指定管理者制度による管理を予定しているのか、との質疑に対し、管理のあり方について、今回整備した飯盛ふれあい会館は会館内に市職員が勤務するため、来館者の対応が可能であることから、有喜ふれあい会館や本野ふれあい会館と同様に直営での管理を予定している、との答弁がありました。  以上で、総務委員長報告を終わります。(降壇) 3 ◯教育福祉委員長松本正則君)登壇[ 379頁]  教育福祉委員長報告をいたします。  教育福祉委員会に審査を付託されました議案第59号「訴えの提起について(滞納学校給食費等支払請求に係るもの)」、議案第60号「訴えの提起について(滞納学校給食費等支払請求に係るもの)」の審査に当たっては、提出された関係資料をもとに慎重審査した結果、いずれも全会一致により原案どおり可決すべきものと決定しました。  なお、両議案は、訴えの相手方は異なるものの、訴えの内容は同じであるので、併せて審査を行いました。その審査の過程における質疑や意見の主なものは、次のとおりです。  各年度の滞納額約200から300万円というのは、1食当たり給食費に対し、どの程度の割合になるのか、との質疑に対し、1食小学校208円、中学校268円当たり約1.6円から2円、月にすると小学校3,600円、中学校4,500円に対し約30円となる、との答弁がありました。  今回訴えの提起を行おうとする2世帯と同じく、本年7月に「支払督促予告書」を送付していた17世帯については、その後どのように対応されているのか、との質疑に対し、この17世帯のうち4世帯は、現年度分をすでに納入され、3世帯については支払いの約束をいただいている。残りの10世帯については、基本的に法的措置を講じていきたいと考えている、との答弁がありました。  今回の一連の対応については、全ての小中学校及び保護者には周知されているのか、との質疑に対し、定例校長会において教育長から学校長に対し今後の方針についての周知を行っている。法的措置に踏み切ったのは、滞納を絶対に許さないという意思表示であり、滞納を未然に防止する効果を強く狙っているものであるので、各学校での状況を確認しながら、効果的な周知の方法を検討し指導してまいりたい、との答弁がありました。  徴収方法収納状況の関係について、どのように分析しているか、との質疑に対し、実績を見ると、口座引き落としよりも現金を取り扱う徴収方法が、より滞納は少ないという傾向にあるが、保護者の理解と協力がなければ効果は上がらないと認識している。また、各学校におけるこれまでの取り組み経過地域性保護者利便性、大規模校における業務負担の問題など、さまざまな観点での検討を要するもので、一律の徴収方法にはできないと考えている。よって、各々の実情に合った徴収方法を取っていただきながらも、滞納対策には積極的に取り組んで行きたい、との答弁がありました。
     給食費は、食材費の実費として充てられるものであるから、本来滞納を翌年度に繰り越すことがないよう、より早い段階からの対策が講じられなければならないと思うがどうか、との質疑に対し、御指摘のとおり、給食はあくまでも現年分の徴収金で賄っているため、まずは現年分の徴収に力を入れていかなければならない。今後の対応方針としては、年度をまたがないよう、3カ月とか5カ月とか、先に先に手を打って納入を促していきたい。さらに、児童手当からの徴収についても、本人の同意が必要ではあるが、検討していきたい。また、過年度分についても、公平性の観点から、確実に徴収しなければならないと考えており、今後とも催告、訪問等を継続し、全額を徴収すべく努力してまいりたい、との答弁がありました。  なお、委員から、自分の子どもが食べる給食食材費を、支払能力があるのに払わないというのは、常識的には考えられないことである。そうした規範意識の欠如を是正し、正しい認識を持っていただくための説得力のある説明や指導が重要である。今回の訴えの提起は、滞納抑止力として大きな意味を持つが、より抜本的な解決を図るために、書面で契約を交わすことや誓約書を提出させることなど、滞納者を出さない体制づくりについて、市、学校、保護者が連携の上、十分に協議を重ね、具体的な対策の強化を図っていただきたい、との意見がありました。  以上で、教育福祉委員長報告を終わります。(降壇) 4 ◯予算決算委員長村川喜信君)登壇[ 380頁]  予算決算委員長報告予算決算委員会に審査を付託されました案件につきまして、審査の結果を報告いたします。  本委員会は、議長を除く議員全員委員でありますので、審査の経過を省略し、結果のみを御報告いたします。  議案第62号「平成24年度諫早市一般会計補正予算(第4号)」、議案第63号「平成24年度諫早市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」、議案第64号「平成24年度諫早市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」、議案第65号「平成23年度諫早市水道事業会計決算の認定について」、議案第66号「平成23年度諫早市工業用水道事業会計決算の認定について」、及び議案第67号「平成23年度諫早市下水道事業会計決算の認定について」につきましては、各分科会で審査を分担し、本日の本会議に先立って開催しました全体会において、別紙のとおり各分科会長の報告を受け、採決の結果、議案第62号から議案第64号までにつきましては、全会一致によりいずれも原案どおり可決すべきものと決定し、議案第65号から議案第67号までにつきましては、全会一致によりいずれも認定すべきものと決定いたしました。  以上で、予算決算委員長報告を終わります。(降壇) 5 ◯議長並川和則君)[ 380頁]  議事整理のため、しばらく休憩いたします。                 午後1時15分 休憩                 午後1時25分 再開 6 ◯議長並川和則君)[ 381頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより各委員長の報告に対し、一括して質疑に入ります。質疑のある方はどうぞ。 7 ◯牟田 央君[ 381頁]  教育福祉委員長に対して質疑をいたします。  本会議の中でもこの訴えの提起については随分質疑があって、教育長の答弁によりますと、子どもたちに現金を持たせることは、非常に危険であるとかいう答弁があったわけですが、この現代社会において、お金の大事さ、子ども自身が学校にお金を持って行って、給食が支給されるというこの本当のお金の大事さというものを、口座引き落としであれば自然に食べさせてもらえるんだなという具合に子どもが思ってしまうのではないかと言う具合に私は感じるのです。そこで、委員会とすれば、確かに学校に現金を持って行っても、全額徴収されるところと、全額徴収できないところがあるかもわかりませんが、現金を持って行くことによって、子どもたち現金教育というものを学校としてしてもいいんじゃないかと私は思うのですが、委員会としてどのような論議をされたのか、お知らせください。 8 ◯教育福祉委員長松本正則君)[ 381頁]  お答えいたします。各学校の徴収状況等の一覧をいただきながら論議を重ねました。その中で、牟田議員が言われるように現金徴収というのは非常に今少なくなっておりまして、口座引き落としが全体的に多いように見受けられます。その結果、滞納額がその分パーセンテージが上がっておりますが、この中で、徴収については、一つの考え方としてPTAが主体となって、家族で集められているという、一つの背景がございますというのがまず一つで、その中で、その保護者会皆様方がどのような方法がいいかということを検討した結果、振り込みのほうがいいというのが強くてということになっている背景もあろうかと思います。  それから、全体で約4億円の徴収に対して、今現在、300万円ほど不足が、200万円から300万円ぐらい出ているということですので、人数的に割るとどうしてもそういう方がいらっしゃるのを、現金だからすべてとは言えませんが、この傾向はいま一度PTAの中で、先ほどおっしゃいましたように、子どもに現金を持たせることについてということで、そこで深く協議をしていただくようにという議論をいたしましたが、最終的にはそこのPTA等がその方向性をもう一回見出して、不足が生じないように、また納めない方がいないように、その対応を図っていただくようにということでお話をしたところでございます。 9 ◯牟田 央君[ 381頁]  次に、支払督促予告書を送付していた17世帯については、その後どのように対応されたのかという質疑に対して、17世帯のうち4世帯は現年度分を既に納入され、3世帯については支払いの約束をいただいているということ。残りの10世帯については、基本的に法的措置を講じていきたいと。本来、残りの10世帯については、これは訴えの提起を私はしてもよかったのではなかろうかと思うのです。  それと、3カ月から5カ月の間に、先手先手、先に先に手を打って納入を促していきたいということも書いてあるわけですが、支払督促というのを、予告ではなくて支払督促手続をとるという方法、市長部局に、本会議でも言ったように、気軽に訴えるというのは失礼なんだけれども、払わない人に対しては簡易裁判所を通じて支払督促書というのを出して、普通は2週間何もなければ、もう一回支払督促書を出すわけです。そうすると確定するわけです。それは、お金を払っていないという事実があれば、裁判所はいろいろな事情があろうが確定をするわけです。  しかし、異議申し立てをすれば、そこで和解という手続に入ろうかと思うのです。そうすると、和解というのはどういうことかというと、分割払いにしてくださいとか、それを履行しなければ、一度に今度は払いなさいというような条項が必ずはいるのです。それによって、支払わなければならないという確実性が出てくるわけです。  今までのこの給食費滞納を聞いていると、非常にとにかく払わない人の味方のような感じです。これは、払えない人に払えとは、私、決して言っていないのです。実情調査をしましたかというと、それはまだしてませんという話がこの前も来ていたので、払える人には支払督促書をまず出すというのは、当然議会の承認がいるわけですから、それをどうするのかということです。  前々から言っているように、議会は給食費の請求をするのに反対であるという議員はいないと思うのです。その辺を根本的に変えないと、中学校給食が始まったら、ますます諫早市内の中学校滞納がふえた場合にどうするのかという論議を委員会でされたかどうかということです。 10 ◯教育福祉委員長松本正則君)[ 382頁]  お答えしたいと思います。  まず最初に、その残りの10件については、今すぐでも訴えの提起をすべきではないかというお話がございました。  今回は、教育委員会としても初めてこういう形をとったわけですけれども、まずその二件がどうしてもお話がうまくいっていない。残りの10件については、再三まだお話をしているという状況であるので、基本的に同意いただけなければ法的処置を講じていきたいというお話をいただいているところでございまして、最終手段はそれしかないということを伺っております。  そして、今でもお話をされている中で、年間に約1,000万円程度は、滞納された方にお話をしている関係で納入されている部分もあるということで、今、本年度の総額でいえば2,200万円の滞納がありましたが、今までずっと積み重ねの中で、半分ぐらいはそういうお話をしていっているというお話も聞いているところで、まずはお話をして、何とか徴収ができるようにしているというのをお伺いしているところです。  今回の訴えの提起は、本当に今までなかったことを、こういうふうになりますよということを保護者皆さんにお話をし、当然のごとく払ってもらえる体制づくりを、今回、初めて行ったということで伺っておりますので、この動きを見ながら、必ずや納入をしていただくように運んで行きたいと思っております。  また、中学校についても、同様にこの徴収のあり方、また滞納してはいけないことを必ずや周知して、滞納がないようにと思っておりますので、100%を目指していかなければならないと、そのように思っているところでございます。 11 ◯牟田 央君[ 382頁]  最後なのですが、給食費について、支払いお願いする事項なのかということです。給食を支給、いわゆる給食を食べさせてもらうということは、払うことが当たり前じゃないかと思うのです。払ってください、お願いしますということなのかどうなのか。委員長報告にも書いてあるように、支払誓約書なり、いわゆる申込書なりあれば、当然それは払うべきものという認識が出てくるので、私は小学校に入れば給食はただで食べさせてもらうものだという具合には思わないと思うのですが、やっぱりこれは、食べたらお金を払うのが当たり前、滞納したら払ってもらうのが当たり前と、再三再四お願いしますという事項なのかどうかを、教育委員会は頭を切りかえたほうがいいんじゃないですか。そうしないと、一般に給食費当たり前として払っている方々が、払いをお願いされないで私たちは払いよったばいとは思わないでしょうが、変なふうに思わないように、給食を食べさせてもらうのだったら、お金を払うのは当たり前と。お願い事項じゃないわけでしょう。そういうやっぱり雰囲気をつくっていかないといけないと思うのですが、委員会としても、教育委員会もそうなのですが、その保護者の方々にお願いばかりしていたって、それは実現できないと私は思うのです。だから、そういう論議をされたかどうか、お尋ねします。 12 ◯教育福祉委員長松本正則君)[ 382頁]  おっしゃるとおり、払うのが当然だということで保護者の方も払ってない方がそんなに多いわけではありませんので、全体的にはそういう認識のもとで払っていただいております。ただ、どうしてもそうやって払っていただけない方がいるものですから、こういう問題が生じていることと理解しておりますので、全ての方々が払わなくてもよいとか、そういう認識はないと思っております。  問題なのは、そうやって払わない人をどうやって必ずや払うようにしなければならないということを、規範的意識、また当然のこととしてもっていくことが必要ということで、委員会としてもその議論を重ね、教育長にもお話をしたところでございます。 13 ◯議長並川和則君)[ 382頁]  ほかにございませんか。      (「なし」と言う者あり) 14 ◯議長並川和則君)[ 382頁]  なければ、これをもって質疑を終結いたします。  しばらくその場で休憩いたします。                 午後1時40分 休憩                 午後1時40分 再開 15 ◯議長並川和則君)[ 383頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより各議案ごとに順次討論、採決いたします。  なお、討論は、反対討論賛成討論の順に交互に行います。  まず、議案第57号「諫早市災害対策本部条例及び諫早市防災会議条例の一部を改正する条例」に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 16 ◯議長並川和則君)[ 383頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第57号に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 17 ◯議長並川和則君)[ 383頁]  異議ありませんので、議案第57号は原案どおり可決されました。  次に、議案第58号「諫早市ふれあい施設条例の一部を改正する条例」に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 18 ◯議長並川和則君)[ 383頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第58号に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 19 ◯議長並川和則君)[ 383頁]  異議ありませんので、議案第58号は原案どおり可決されました。  次に、議案第59号「訴えの提起について(滞納学校給食費等支払請求に係るもの)」に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 20 ◯議長並川和則君)[ 383頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第59号に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 21 ◯議長並川和則君)[ 383頁]  異議ありませんので、議案第59号は原案どおり可決されました。  次に、議案第60号「訴えの提起について(滞納学校給食費等支払請求に係るもの)」に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 22 ◯議長並川和則君)[ 383頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第60号に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 23 ◯議長並川和則君)[ 383頁]  異議ありませんので、議案第60号は原案どおり可決されました。  次に、議案第62号「平成24年度諫早市一般会計補正予算(第4号)」に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 24 ◯議長並川和則君)[ 383頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第62号に対する委員長報告原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 25 ◯議長並川和則君)[ 383頁]  異議ありませんので、議案第62号は原案どおり可決されました。  次に、議案第63号「平成24年度諫早市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 26 ◯議長並川和則君)[ 383頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第63号に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 27 ◯議長並川和則君)[ 384頁]
     異議ありませんので、議案第63号は原案どおり可決されました。  次に、議案第64号「平成24年度諫早市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 28 ◯議長並川和則君)[ 384頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第64号に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 29 ◯議長並川和則君)[ 384頁]  異議ありませんので、議案第64号は原案どおり可決されました。  次に、議案第65号「平成23年度諫早市水道事業会計決算の認定について」に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 30 ◯議長並川和則君)[ 384頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第65号に対する委員長報告は、認定すべきとするものであります。委員長の報告どおり認定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 31 ◯議長並川和則君)[ 384頁]  異議ありませんので、議案第65号は認定することに決定いたしました。  次に、議案第66号「平成23年度諫早市工業用水道事業会計決算の認定について」に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 32 ◯議長並川和則君)[ 384頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第66号に対する委員長報告は、認定すべきとするものであります。委員長の報告どおり認定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 33 ◯議長並川和則君)[ 384頁]  異議ありませんので、議案第66号は認定することに決定いたしました。  次に、議案第67号「平成23年度諫早市下水道事業会計決算の認定について」に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 34 ◯議長並川和則君)[ 384頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第67号に対する委員長報告は、認定すべきとするものであります。委員長の報告どおり認定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 35 ◯議長並川和則君)[ 384頁]  異議ありませんので、議案第67号は認定することに決定いたしました。  次に、日程第2、議案第68号を議題とし、提案理由につき、市当局の説明を求めます。 36 ◯総務部長(森 康則君)[ 384頁]  議案第68号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」の提案理由を御説明申し上げます。  本議案は、人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして、人権擁護委員の候補者を法務大臣に推薦することにつきまして、議会の意見を求めようとするものでございます。  現委員の大江勝利氏の任期が、平成24年12月31日で任期満了となりますので、その後任をお願いしようとするものでございます。  候補者は馬場邦子氏でございます。  馬場氏は、昭和44年4月から平成20年3月まで看護師として勤務され、品行方正、性格温厚にして、人格、識見とも高く、社会的信望があり、併せて人権問題への関心も高く、人権擁護委員として適任と存じ、御提案申し上げる次第でございます。  略歴等につきましては、裏面に記載のとおりでございます。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 37 ◯議長並川和則君)[ 384頁]  これより、議案第68号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 38 ◯議長並川和則君)[ 384頁]  なければ、これをもって議案第68号に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第68号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 39 ◯議長並川和則君)[ 385頁]  異議ありませんので、議案第68号につきましては、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  しばらくこの場で休憩します。                 午後1時47分 休憩                 午後1時47分 再開 40 ◯議長並川和則君)[ 385頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論に入ります。討論のある方はどうぞ。      (「なし」と言う者あり) 41 ◯議長並川和則君)[ 385頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。  議案第68号は、馬場邦子さんの推薦に御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 42 ◯議長並川和則君)[ 385頁]  異議ありませんので、議案第68号は、馬場邦子さんの推薦に異議なしと決定いたしました。  次に、日程第3、意見書案第2号「北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書」を議題とし、提案理由につき提出者の説明を求めます。 43 ◯室内 武君 登壇[ 385頁]  意見書案第2号「北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書」の提出について、諫早市議会会議規則第14条の規定により提出いたします。  提出者は、私、室内武、賛同者は藤山徳二議員、林田保議員、林田敏隆議員、宇戸一夫議員、野副秀幸議員、藤田敏夫議員、山口隆一郎議員、黒田茂議員、以上いずれも総務委員会委員でございます。  それでは、意見書案を読み上げて御提案を申し上げます。  意見書案第2号「北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書」。  平成14年の日朝首脳会談において、北朝鮮が初めて日本人の拉致を認めてから、5人の被害者とその家族の帰国以外、全く事態は進展しておらず、北朝鮮の地で我が国からの救いの手を待っている被害者の苦しみと、日本の地で帰りを待つ家族の苦痛が、今も続いている。  また、政府が認定している17人の拉致被害者以外にも、いわゆる特定失踪者を含め、北朝鮮による拉致の可能性を否定できない未認定被害者も多数存在していることは、政府も認めている事実である。  しかしながら、平成18年以降、国は首相を本部長とする対策本部を設置し、担当大臣を任命して被害者救出に取り組んでいるものの、現在も国家間の膠着状態が続いており、拉致問題解決のめどが全く立たない状況である。  このような状況の中、北朝鮮では昨年末に拉致問題の責任者である金正日総書記の死去により金正恩体制に移行した。このことは、拉致問題の解決に向けた好機と考えられるが、一方で、不測の事態が発生し、拉致被害者の帰国はおろか、安全さえ脅かされる懸念もあることから、それに備えた対策も早急に検討しなければならない。  拉致問題は主権侵害であり、かつ、許しがたい人権侵害であることは言うまでもない。  よって、国におかれては、この指導者交代の機を捉え、北朝鮮に対し我が国の姿勢を示し、全精力を傾けて全ての拉致被害者を早急に救出するよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成24年10月2日、諫早市議会。  提案理由、拉致問題は主権侵害であり、かつ、許し難い人権侵害であることは言うまでもなく、北朝鮮に対し我が国の姿勢を示し、全精力を傾けて全ての拉致被害者を早急に救出するよう強く要望するもの。  以上でございます。議員各位の御賛同をよろしくお願いします。(降壇) 44 ◯議長並川和則君)[ 385頁]  これより意見書案第2号に対する質疑に入ります。質疑のある方はどうぞ。      (「なし」と言う者あり) 45 ◯議長並川和則君)[ 385頁]  なければ、これをもって意見書案第2号に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第2号につきましては、会議規則第37条第3号の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 46 ◯議長並川和則君)[ 386頁]  異議ありませんので、意見書案第2号につきましては、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  しばらくこの場で休憩いたします。                 午後1時53分 休憩                 午後1時53分 再開 47 ◯議長並川和則君)[ 386頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより意見書案第2号に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 48 ◯議長並川和則君)[ 386頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。  意見書案第2号につきましては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 49 ◯議長並川和則君)[ 386頁]
     異議ありませんので、意見書案第2号は原案どおり可決されました。  なお、ただいま可決されました意見書につきましては、関係機関にこれを送付し、善処方を要請いたします。  次に、日程第4「報告第20号から報告第24号」までの報告5件を一括議題とし、各報告ごとに市当局の説明を求めます。  まず、報告第20号及び報告第21号につきましては、同一説明者でありますので、一括して説明を求めます。 50 ◯財務部長(西山一勝君)[ 386頁]  報告第20号「平成23年度諫早市用品調達基金の運用状況について」を御報告を申し上げます。  別紙で御説明申し上げますので、裏面をごらんいただきたいと存じます。  まず、1の総括表でございます。決算年度中、増減高は、現金が47万3,151円の減、用品現物が47万3,151円の増となっており、合計での増減はございません。  決算年度末現在高は、現金が317万2,685円、用品現物が182万7,315円となっており、合計で500万円でございます。  2の現金、3の用品現物増減状況及び4の原資につきましては、記載のとおりでございますので、説明を省略させていただきます。  5の運用益金は、用品の払い出しによる益金29万2,622円及び預金利子515円の、合計29万3,137円でございます。  6の運用益金の処理でございますが、全額を一般会計の財産運用収入に繰り出しいたしております。  次に、報告第21号「平成23年度諫早市土地開発基金の運用状況について」の御説明を申し上げます。  これも別紙で御説明申し上げますので、1の総括表をごらんいただきたいと存じます。  決算年度中増減高は、土地が面積で72.43平方メートルの増、金額で344万7,668円の増となっております。  また、債務につきましては、会計年度末に土地を取得した関係で、3月31日現在では購入代金に未払い額が生じましたので、基金の債務として344万7,668円を計上しております。したがいまして、合計額に増減はございません。  2の現金、3の貸付金、4の土地及び5の原資につきましては、記載のとおりでございますので、同じく説明を省略させていただきます。  なお、土地の年度中増減につきましては、6の運用状況、2)の土地の内訳のとおりでございます。  7の運用益金は、基金から生じております預金利子の4万852円となっております。  8の運用益金の処理でございますが、全額を一般会計の財産運用に繰り出しております。  以上で、簡単ではございますが、報告第20号及び報告第21号の説明を終わらせていただきます。  よろしく御了承を賜りますようお願い申し上げます。 51 ◯議長並川和則君)[ 386頁]  次に、報告第22号。 52 ◯教育次長(山口哲雄君)[ 386頁]  報告第22号「平成23年度諫早市奨学金貸付基金の運用状況について」御報告を申し上げます。  諫早市では、向学心があるにも関わらず経済的理由により高校、大学等への就学が困難な方に対し、奨学金を貸し付けるために、諫早市奨学金貸付基金を設置しております。  基金の額は3億1,900万円でございます。貸付額は月額で高校、高等専門学校などが1万円、または2万円のいずれか、短大、大学などが1万円、または2万円、または3万円のいずれかとしており、償還期間は貸付期間の2倍の期間内としております。  それでは、この基金の運用状況について説明をいたします。  次のページの別紙をごらんいただきたいと思います。  まず、1の総括表につきましては、年度中の増減を記載しております。2の債権の貸付金は、平成23年度中に納期が到来したものが3,285万7,400円、うち償還された額が2,846万350円で、未償還となった額が439万7,050円となっております。  次に、前年度までの未収金が1,265万5,132円で、そのうち309万8,950円が償還され、955万6,182円が未収金となっております。  次に、納期未到来のものは、1億7,830万100円に、平成23年度新規に貸し付けました5,160万円を加え、納期前に繰り上げて償還された45万円、償還が免除となりました28万8,000円を差し引きますと、2億2,916万2,100円となっております。  したがいまして、債権金額の合計2億2,381万2,632円に、新規債権金額を加え、償還額、償還免除額を差し引きました2億4,311万5,332円が平成23年度末の貸付金現在高となっております。  次に、3の現金につきまして、まず収入でございますが、前年度繰越金9,518万7,368円、償還元金が3,200万9,300円、償還免除に伴う一般会計からの繰入金が28万8,000円、運用益金、預金利息でございますが、1万2,060円を合計いたしました1億2,749万6,728円が平成23年度の収入総額となっております。  次に、支出でございます。貸付金5,160万円に、一般会計へ繰り出しました運用益金1万2,060円を加えました5,161万2,060円が、平成23年度の支出総額となっております。  収入総額から支出総額を差し引きました7,588万4,668円が、平成24年度へ繰り越しました現金でございます。  次のページをごらんいただきたいと思います。  4の原資につきましては、償還免除分28万8,000円を一般会計から繰り入れましたので、基金の原資はこれまでと同額の3億1,900万円となっております。  次に、貸付及び償還状況でございます。貸付対象人員が166人、このうち新規の貸付者が52人となっております。償還対象人員が367人、このうち償還猶予を行っている者が30人、未償還となっている者が201人となっております。  貸付につきましては、7月、8月、12月に行っているものでございます。  償還額につきましては、償還者が指定された返済月が12月に集中しているため、12月の償還額が多くなっております。  以上で報告を終わります。よろしく御了承賜りますようお願い申し上げます。 53 ◯議長並川和則君)[ 387頁]  次に、報告第23号及び報告第24号につきましては、同一説明者でありますので、一括して説明を求めます。 54 ◯健康福祉部長(川口秀隆君)[ 387頁]  報告第23号「平成23年度諫早市国民健康保険高額療養費貸付基金の運用状況について」御報告を申し上げます。  それでは別紙をお開きください。  1の総括表の貸付金は3万5,000円が未償還のため、決算年度末現在高は3万5,000円となります。  現金は、前述のとおり未償還金がありますので、決算年度末現在高は796万5,000円となります。  次に、貸付金でございますが、前年度末未償還額は14万7,000円で、平成23年度の新規貸付は3件の68万3,000円でございます。これに対して、6件の79万5,000円が償還されておりますので、決算年度末貸付残高は3万5,000円となります。  次に、現金でございますが、収入では前年度繰越金785万3,000円、償還元金79万5,000円、運用益金1,066円、計の864万9,066円となっております。  支出では、新規貸付金68万3,000円、運用益金の一般会計繰出金1,066円、計68万4,066円となり、差引額は796万5,000円となっております。  以下につきましては、記載のとおりでございますので、説明を省略させていただきます。  次に、報告第24号「平成23年度諫早市国民健康保険出産費貸付基金の運用状況について」御報告を申し上げます。  別紙をお開きください。  1の総括表の貸付金は、貸し付けがなかったため決算年度末現在高はゼロ円となります。  なお、現金については基金を平成23年度末で廃止し、一般会計へ繰り出したため、決算年度末現在高はゼロ円となっております。  次に、2の貸付基金でございますが、平成22年度に引き続き23年度も運用がなかったため、ゼロ円となっております。  次に、3の現金でございますが、収入は前年度繰越金670万円、運用益金912円、計670万912円となっております。  支出は、一般会計繰出金が運用益金の912円と、基金を廃止したことによる670万円の元金全額で、差引額はゼロ円となっております。  以下につきましては、記載のとおりでございますので、説明を省略させていただきます。  以上で、報告第23号、第24号についての報告を終わります。よろしく御了承賜りますようお願い申し上げます。 55 ◯議長並川和則君)[ 388頁]  これより各報告ごとに質疑に入ります。  まず、報告第20号「平成23年度諫早市用品調達基金の運用状況について」に対する質疑に入ります。質疑のある方はどうぞ。      (「なし」と言う者あり) 56 ◯議長並川和則君)[ 388頁]  なければ、これをもって報告第20号に対する質疑を終結いたします。  次に、報告第21号「平成23年度諫早市土地開発基金の運用状況について」に対する質疑に入ります。 57 ◯松岡眞弓君[ 388頁]  諫早市土地開発基金の運用状況に関する件についてお尋ねいたします。  先ほど説明の中に、年度末に土地を取得したため未払いになったというようなことの御報告がありましたけども、普通、一般会計というのは現金主義だと私は思っているわけですけども、これをなぜ未払いに立てて、今期土地として計上しなければいけなかったのか、その理由を聞かせてください。 58 ◯財務部長(西山一勝君)[ 388頁]  まず、基金でございますので、一般会計と違いまして、出納閉鎖期間がございません。3月31日現在の状況を示すのが、この基金残高の説明書でございます。  その上で、年度末と申しましたけれども、これは用地の先行取得にかかる案件で、土地開発基金を用いておりますけれども、これは用地の先行取得に係る地権者との交渉で、年度末で契約を締結したということでございます。支払の場合には、後に所有権の移転登記を完了する必要がございますので、この場合、3月末、3月22日に所有権移転の登記を完了しておりますけれども、支払が年度をまたがりまして4月になったということで、4月に、これは新年度になりまして一般会計のほうが繰り戻し、買い戻しをしておりまして、施工もその後、一般会計で行ったという状況でございます。したがいまして、会計年度末において、まだ債務が残っておりますので、債務として処理をしたということでございます。 59 ◯松岡眞弓君[ 388頁]  年度末に債務として残ったからという御説明だったのですけれども、登記がまだ変更になっていない、普通一般的な取引というのは、契約書を交わして、現金を支払って、それから登記という形になるかと思うのです。それが、登記まで変わっていないと、現金が支払われないというところがどうなのかというところもありますし、なぜこうやって急がなければいけなかったかというところが、疑問に思うところでありますので、御答弁をお願いいたします。 60 ◯財務部長(西山一勝君)[ 388頁]  1点目の契約の時点で支払われなかったかということでございますけども、これは公金に関する規定がございまして、所有権が確定いたしませんと、公金の支払いが完了いたしません。したがいまして、債権の確定が所有権の移転の時期でございますので、年度末までにはそれが確定に至らなかったので、未払い金として残ったということでございます。  それから、事業のほうでございますけども、これは議案の2枚目のページに記載しております。これは道路改良に伴う用地でございまして、市道西郷寺田線局部改良工事という案件でございます。これは、工事自体は24年、既に完成している案件でございますけども、南部土地区画整備事業に伴いまして、周辺道路の混雑状況を緩和するために、たまたま用地の提供を申し出る交渉の余地がある案件が出ました関係で、懸案だった道路の改良を終えるために先行取得したという案件でございます。 61 ◯議長並川和則君)[ 389頁]  ほかにございませんか。      (「なし」と言う者あり) 62 ◯議長並川和則君)[ 389頁]  なければ、これをもって報告第21号に対する質疑を終結いたします。  次に、報告第22号「平成23年度諫早市奨学金貸付基金の運用状況について」に対する質疑に入ります。 63 ◯牟田 央君[ 389頁]  まず、高校、高等専門学校などが月額で1万円、2万円、それから大学などは1万円、2万円、3万円。これは借り入れる方が選ばれるということですよね。  それで、それに対する保証人はどなたがなるのかというところです。今、3年間の場合には6年間で返していただくと。4年間借りた場合には、8年間で返していただくということのようですが、納期到来のものということで、決算年度末現在高が439万7,050円、これは何人分なのか。  それから、前年度の未収金ということで、955万6,182円、これは何人分なのか。  それで、これに端数がついているところを見ると、利息がついているのかついていないのか。その辺の説明を、まずしてみてください。 64 ◯教育次長(山口哲雄君)[ 389頁]  まず、貸付額についてですが、これは貸し付けを希望される方が選ぶということですので、1万円、2万円、3万円とかを選んでいただくということでございます。  それから、保証人につきましては、まず連帯保証人ということで保護者、両親のどちらかをお願いするようにしております。それからもう一人保証人ということで、第三者の二人を立てるようにいたしております。  それから、償還につきましては、先ほど言われました貸付期間の2倍ということで、高校生の場合は3年間丸々借りれば6年間で返すということになります。  それから、償還の人員でございますけれども、未償還の方は総計で201人と申しておりますけれども、そのうち117名は平成24年3月分のみの未納者でございまして、この分が3月末に納付された場合でも、市の納入に換算されるのが4月初めになっておりまして、この分について、3月末の口座振替の方を入金扱いといたしますと、3月末には84名の方が未納ということになります。  また、84名のうち、31名が現年度分の未納ということで、残りの53名の方が平成22年度以前の未納ということで、長期滞納者という形になっているところでございます。 65 ◯牟田 央君[ 389頁]  何で端数がついているのかという説明がまだなかったでしょう。というのは、これ利率がついているのかどうなのかです。1万円、2万円、3万円だったら、ちょうど何万円となるんだと思うのですが、全部端数がついているでしょう。
     それで、3年間借りて、6年間で払いきるかどうかです。いわゆる就職不況だとか、大学に行っても職がないという時代です。それで、やっぱりこれは借りたら返してもらうという、ごく当たり前のことという具合に捉えないといけないですよ。  ついつい借りたはいいが払えないということがあってはいけないのです。いっぱいとにかく借りたいのだけども、返すのが大変だからこれは借りないという人だって何人もいらっしゃると私は思うのです。  今、借り入れを申し込みされた方には、全員にお貸しするのかどうなのか。申し込みがあったら、保証人と連帯保証人と、別の保証人がいらっしゃれば、どなたでも諫早市民だったらお貸しするのかというところです。  それから保証人、連帯保証人にしても、保証人の資格、どのくらいの収入が何年ぐらいあって、これを借りた人が確実に返せるような方々に連帯保証人なり保証人になってもらわないと、それが保証人という意味なのです。そこをどういう具合にチェックをしているのか。  これは、私は貸すことを反対で言っているのではないのです。先ほどの説明のようにお金がなくて、勉強したいという方に貸すことは、非常に評価しているのです。だけども、借りたら返してもらうというごく当たり前のことを履行してもらうために、どうしているのかということを尋ねているのです。 66 ◯教育次長(山口哲雄君)[ 390頁]  端数の件でございますけれども、この分については、合併前の町の時代に利息を取った分の端数がずっと換算されていると考えております。  それから、採用につきましては、奨学金運用委員会というものを開催いたしまして、その中で採用するかどうかの審議をしていただいておりまして、全員がもらえるということではございません。その中で判定していただいて、採用者を決めるということでございます。  保証人につきましては、現在のところ諫早市に在住の方をということで、保証人の方の所得状況等までは、条例の中では調査するようなことにはしておりません。 67 ◯牟田 央君[ 390頁]  合併前、要するに私が聞きたいのは、諫早市では利息をつけていたのかどうなのかということです。各町ではどのくらいの利息をつけて貸したのか。  それから、この保証人は諫早市在住の方だけでいいのかということなのです。先ほどから私言っているように、本人が払えなければ、連帯保証人なり保証人に払ってもらう覚悟があるかどうかです。あなた方の答弁では。そこら辺の意思の確認と、遅々として本人が払わなければ、払えなかったり払わなかったりしたら、あなたが確実に払う覚悟があるのですねという覚悟を持って貸してもらわないといけない、という意味で言っているのです。公金ですから。そこら辺は、先ほども私が厳しく言っているように給食費だって一緒なのです。特にこれは自分から貸してくださいと、確実に返しますからというお約束で貸しているわけでしょうから、そこら辺がしっかりしてほしいということで質疑をしているわけですから、しっかり答えてください。 68 ◯教育次長(山口哲雄君)[ 390頁]  利息につきましては、規則のほうに遅延利息ということで規則を定めて取れるようにはいたしておりますけれど、現在のところは、まず元金のほうを返してもらうということでお願いをしているところでございます。  それから、保証人の返還につきましては、滞納があった場合には、本人もそうですけれども、まず連帯保証人、親御さんのほうにも強く返還についてのお願いをして徴収に当たっているという状況でございます。 69 ◯議長並川和則君)[ 390頁]  ほかにございませんか。      (「なし」と言う者あり) 70 ◯議長並川和則君)[ 390頁]  ほかになければ、これをもって報告第22号に対する質疑を終結いたします。  次に、報告第23号「平成23年度諫早市国民健康保険高額療養費貸付金の運用状況について」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 71 ◯議長並川和則君)[ 390頁]  なければ、これをもって報告第23号に対する質疑を終結いたします。  次に、報告第24号「平成23年度諫早市国民健康保険出産費貸付基金の運用状況について」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 72 ◯議長並川和則君)[ 390頁]  なければ、これをもって報告第24号に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております報告第20号から報告第24号までは、以上の報告を持って御了承願います。  次に、日程第5「会期延長の件」を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は本日までと議決されていますが、議事の都合により10月16日までの14日間延長したいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 73 ◯議長並川和則君)[ 390頁]  異議ありませんので、10月16日まで会期を延長することに決定いたしました。  次に、日程第6「議案第69号から議案第75号」までの7議案一括議題とし、提案理由につき、市当局の説明を求めます。  まず、議案第69号。 74 ◯財務部長(西山一勝君)[ 390頁]  議案第69号「平成23年度諫早市一般会計歳入歳出決算の認定について」御説明申し上げます。  本案は、地方自治法第233条第3項の規定によりまして、別冊で配付いたしておりますとおり、監査委員の意見を付して議会の認定に付するものでございます。  それでは、お手元に差し上げております別冊の主要施策の成果説明書、白い表紙でございます。成果説明書によりまして、平成23年度歳入歳出決算の概要を御説明申し上げます。  成果説明書の2ページをお開きください。  2ページは、決算の概要と基本目標に基づく重点的な施策の成果でございます。  まず、決算の概況でございますが、歳入決算額が640億593万円、歳出決算額が626億4,447万円でございます。歳入から歳出を差し引いた額は、13億6,146万円となっており、繰越事業財源として翌年度へ繰り越すべき財源4億6,075万円を差し引いた実質収支では、9億71万円の黒字決算となりました。  なお、歳入におきましては、低迷する経済状況を反映し、市税収入額が前年度決算額を下回るなど、引き続き大変厳しい財政事情にありましたが、歳出におきましては、東日本大震災を踏まえました本市の防災体制の再整備による安全で安心なまちづくりに重点着手するとともに、職員数の削減をはじめ、市債の繰上償還など行政改革を一層推進し、多様化する今後の行政需要に対応するため、財政基盤の強化に努めたところでございます。  次に、重点的な施策の成果でございます。  平成23年度におきましては、時代に即した組織機構への改革を行い、第69回国民体育大会、長崎がんばらんば国体開催に向けたハード、ソフト両面の準備を進めるとともに、有害鳥獣による被害防止に対する緊急対策事業を本格化したほか、広域高速鉄道網への取り組みについては、九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)建設の整備促進を図ったところでございます。  また、市内中小企業者の資金調達や資金繰りの円滑化のため、融資制度の改正や融資枠の拡大によりまして、その経営安定を図ったほか、産業誘致についても専従組織による諫早流通産業団地などへの企業誘致を推進するとともに、若い情報技能者を養成するいさはやコンピュータカレッジの運営支援など、総合的な商工業の支援を強化いたしました。  さらに、東日本の復興支援につきましては、被災世帯に対する支援を行うとともに、被災地からの要請に応えた本市技術職員の長期派遣など、全市を挙げて取り組んだところでございます。  次に、4ページをお開き願います。  一般会計の決算収支額の状況と、31事業の繰り越しに伴う翌年度への繰り越すべき財源の内訳及び実質収支の額を記載いたしております。  次に、5ページの表をごらんいただきたいと存じます。  決算額を、前年度の平成22年度と比較いたしますと、歳入では1億1,471万4,252円、0.2%の増となっております。  また、歳出につきましては、5,664万7,640円、0.1%の減となっております。  決算の規模におきましては、ほぼ前年度と同程度となっておりますが、増減の主な内容といたしましては、歳入では福祉関係経費及び建設事業に伴う国・県支出金が増額となっております。  また、歳出では、基金積立金総額が前年度より減少しております。  次に、6ページをお開きください。  歳入の決算状況でございますが、歳入を自主財源と依存財源に区分し、款別で比較したものでございます。  まず、自主財源が全体に占める比率でございますが、37.9%となります。前年度との比較では、2ポイント下がっております。  この要因といたしましては、決算規模がほぼ横ばいで推移する中で、依存財源でございます国・県支出金が、子ども手当ほか国の財政施策により上乗せされてきているため、依存財源に対する自主財源の比率が相対的に縮小したものでございます。  次に、項目別の主な内容につきまして御説明申し上げます。  まず、自主財源のうち、市税でございますけれども、同じ資料の83ページ、巻末のほうでございますけれども、資料編の83ページに、市税の内訳資料を添付しておりますので、併せて御参照いただきたいと存じます。  市税の決算額は162億9,860万9,000円で、前年度決算に対しまして8,165万1,000円、0.5%の減となっております。  この減の原因でございますけれども、これは経済雇用情勢の低迷を受けた所得の減少に伴いまして、個人市民税が0.4%減となっておりますほか、法人市民税につきましても、円高によると思われる影響等で一部に収益の悪化が見られ、18.4%の減となっているところでございます。  また、固定資産税では、家屋の新増築と大手企業による設備投資を受けた増収がございまして、地価下落による減収を上回ったため、全体では0.6%の増となっているところでございます。  そのほか、軽自動車税は四輪自動車の登録台数の増加により1.9%、また市タバコ税は、税率引き上げの影響から16.0%の増となっております。  以上が、市税に関する説明でございます。  次に、依存財源のうち、地方交付税でございます。  決算額は176億8,304万2,000円でございます。前年度決算額に対しまして、歳入の費目上では3億9,201万円の増となっておりますが、地方交付税の振り替え措置であります臨時財政対策債、これは決算上は市債に計上しておりますが、10億2,900万円の減額となっており、二つを合わせました実質的な地方交付税の総額といたしましては、逆に6億3,699万円の減となっているところでございます。  そのほか、国庫支出金、県支出金及び市債の費目につきましては、説明欄に記載のとおりでございます。  次に、7ページをごらんいただきたいと存じます。  歳出の決算状況について御説明を申し上げます。  款別に前年度と比較しておりますが、説明欄に記載しておりますとおり、対前年度との比較で主に増額となっておりますのが3款生活振興費と、8款農林水産費でございます。  また、主に減額となっておりますのは、2款総務費、4款財務費及び14款公債費でございます。  次に、主な経費の内容を説明いたしますので、8ページをお開き願います。  歳出決算の性質別決算状況でございます。  まず、義務的経費が全体では2億3,573万4,000円、0.8%の増になっております。その内訳で減少しております経費は人件費が職員数と退職手当の減少により、約2億4,000万円、2.8%の減、また公債費も2億7,000万円、2.8%の減となり、行政改革により一定の縮減効果が表れておりますけれども、一方、扶助費においては、生活保護費約2億3,000万円、また子ども手当約1億5,000万円の増額により、7億5,000万円、6.1%の増となっていることから、全体としての義務的経費を引き上げたものでございます。  次に、投資的経費は、普通建設事業の増によりまして、13億9,563万8,000円、20.2%の大幅な伸びとなっております。  資料の86ページ、これも巻末で恐縮でございますけれども、86ページから88ページに内訳を記載しておりますので、併せてごらんいただきたいと存じます。  平成23年度におきましては、国の補助事業を取り組みました伊木力みかん選果場整備事業、県営県立総合運動公園整備事業など大型の農業基盤や国体関連施設の整備を本格化したものでございます。  そのほか、学校施設の耐震補強改修事業と、完全給食の実施に向けた(仮称)東部学校給食センター整備事業、高齢者介護施設整備と学童2施設の移転改築、飯盛地域ふれあい施設整備、西諫早公民館改修、なごみの里運動公園整備、山茶花高原風力発電再整備ほか懸案でございました事業の進捗を図るとともに、農業分野では森山地域排水対策特別事業をはじめ各地域の圃場整備、農林道整備、漁港整備などの基盤整備を、併せまして生活基盤整備、地域リフレッシュ事業など要望が多い生活に密着した事業につきましても、将来を見据えた積極的な投資を実施したところでございます。  次に、物件費は、子宮頸がん等ワクチン接種事業の実施などによる要因で増額となっております。  次に、補助費等は17億7,965万7,000円の増となっておりますけれども、これは下水道事業を公営企業会計に移行したことによりまして、決算の整理上、これまで他会計繰出金から補助費等に振り替える必要がございましたので、繰出金が減額となり、逆に補助費等が増額となったものでございます。  また、積立金は、平成22年度に限りふるさと市町村圏基金出資金等返還金を財源にした積み立てを行ったことから、比較いたしますと減となったものでございます。  以上、歳入歳出決算状況に関する概要を説明させていただきました。  次に、関係資料について説明いたしますので、21ページをお開き願いたいと存じます。  基本目標ごとの主な事業の概要でございます。以降の21ページから77ページまでは、本市の総合計画に定める基本目標に沿って152件の事務事業につきまして個別にそれぞれの決算概要を掲載いたしております。  また、80ページ以降の附表には、財政指標、市税決算額の推移、市債、年度別決算状況及び基金積立金決算状況等を記載しておりますので、後ほど御参照いただければと存じます。  それでは、次に別冊の報告書によりまして、平成23年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率報告書の説明に移らせていただきます。  お手元に差し上げております別冊の同報告書1ページをお開き願います。  これは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づきまして、健全化判断比率等を別冊のとおり監査委員の意見を付して報告するものでございます。  報告書の1ページ中段でございますが、1、健全化判断比率の算定の結果は、実質赤字比率と連結実質赤字比率の二つの指標は、いずれも該当がございません。また、実質公債費比率は11.6%、将来負担比率は38.4%であり、いずれも記載のとおり同法の施行令で定めております早期健全化基準を下回っております。  なお、先ほどの成果説明書の82ページには、この二つの指標、実質公債費比率、及び将来負担比率の解説、算定内容及び水位を記載しておりますので、これも後ほどごらんいただきたいと存じます。  次に、2資金不足比率の算定結果は、いずれの会計も該当がない状況でございます。  以上のとおり、本市の財政状況は健全段階とされておりますので、ここに御報告する次第でございます。  平成23年度の歳入歳出決算状況の概要につきましては、以上のとおりでございます。今後とも市民サービスの一層の向上を図るとともに、効果的な政策手段の選択に努めることによりまして、財政運営の健全性と効率化にさらに努めてまいりたいと存じております。  以上で、議案第69号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 75 ◯議長並川和則君)[ 393頁]  しばらく休憩します。                 午後2時38分 休憩                 午後2時50分 再開
    76 ◯議長並川和則君)[ 393頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第70号から議案第72号までにつきましては、同一説明者でありますので、一括して説明を求めます。 77 ◯健康福祉部長(川口秀隆君)[ 393頁]  議案第70号「平成23年度諫早市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」御説明申し上げます。  別冊の資料、主要施策の成果説明書の10ページをお開きください。  国民健康保険事業の歳入決算額は184億1,534万5,791円、歳出決算額は177億7,835万5,387円、歳入歳出差引額は6億3,699万404円となっております。  まず、歳入の主なものについて御説明を申し上げます。  国民健康保険料は32億124万7,000円で、前年度に対し2,291万円の増となっております。国庫支出金は53億8,644万5,000円で、前年度に対し1億205万4,000円の減、県支出金は6億7,910万6,000円で、前年度に対し3,432万6,000円の増となっております。  次に、療養給付費交付金が、決算額10億4,715万5,000円で、前年度に対し7,146万1,000円の増となっているところでございます。  前期高齢者交付金は36億3,736万6,000円で、前年度に対し2,038万3,000円の増となっております。これは、65歳以上の被保険者に係る療養給付費の増によるものです。  共同事業交付金は、26億7,561万9,000円で、前年度に対し1億4,042万4,000円の減となっており、これは高額医療費の減少に伴い、交付金も減となったものです。  繰入金は8億6,999万5,000円で、前年度に対し3,285万4,000円の減、繰越金は8億9,206万円で、前年度に対し5,831万2,000円の増となっております。  その他の収入が前年度に対し627万4,000円の増となっておりますが、主な原因は第三者納付金の増によるものです。  次に、歳出でございますが、保険給付費は126億1,932万円で、前年度に対し1,904万8,000円の減となっております。  老人保健拠出金は10万5,000円で、前年度に対し3,316万9,000円の減、また後期高齢者支援金は17億1,026万2,000円で、前年度に対し1億1,720万6,000円の増となっており、これは全国的な後期高齢者医療費の増に伴うものです。  介護給付金は7億9,074万1,000円、共同事業拠出金は22億5,670万3,000円となっております。その他の支出で、前年度に対し5,093万5,000円の増となっておりますが、その主な要因は、療養給付費負担金に係る国・県支出金の返納金があったことによるものでございます。  続きまして、議案第71号「平成23年度諫早市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」御説明申し上げます。  これにつきましても、別添の資料、主要施策の成果説明書の13ページをお開きください。  決算額は歳入が12億3,825万2,592円で、歳出が12億1,381万4,908円、歳入歳出差引額は2,443万7,684円となっております。  まず、歳入のほうから御説明を申し上げます。主なものといたしましては、保険料が8億7,315万3,000円で、年金から徴収する特別徴収が6億463万5,000円、普通徴収が2億6,851万8,000円となっております。  繰入金でございますが、一般会計からの繰入金が3億4,224万3,000円、この内訳は、職員人件費、事務費及び保険基盤安定繰入金でございます。  また、前年度からの繰越金は71万1,000円の減となっております。  次に、歳出でございますが、総務費は2,885万6,000円で、これは職員人件費や管理事務費、徴収事務費でございます。  広域連合納付金は11億8,303万3,000円で、市が徴収した保険料の納付金、保険料の軽減分を補填する保険基盤安定負担金、広域連合への事務費負担金でございます。  また、保険料還付金は192万6,000円で、41万2,000円の減となっております。  続きまして、議案第72号「平成23年度諫早市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」御説明申し上げます。  これにつきましても、主要施策の成果説明書の15ページをお開きください。  まず、保険事業勘定でございますが、保険事業勘定の歳入決算額は93億3,103万3,935円、歳出決算額は92億9,618万939円で、歳入歳出差引額は3,485万2,996円となっております。  歳入の主なものについて御説明を申し上げます。  介護保険料は15億5,446万1,000円で、前年度に対し3,749万5,000円の増となっております。  国庫支出金は22億3,157万1,000円で、前年度に対しまして5,960万5,000円の増、支払基金交付金は26億5,292万円で、前年度に対し6,692万3,000円の増、県支出金は13億1,544万6,000円で、前年度に対し3,457万5,000円の増、繰入金は14億9,824万1,000円で、7,068万円の増となっておりますが、これらの主な要因は、保険給付費の増加によるものでございます。  平成22年度からの繰越金は7,663万9,000円で、前年度に対し971万6,000円増となっております。  歳入合計では、対前年度比2億7,897万3,000円、3.1%の増となっているところでございます。  次に、歳出でございます。  保険給付費が88億69万円、これは前年度に対して3億1,533万8,000円の増でございます。地域支援事業費は1億8,882万5,000円で、前年度に対し434万3,000円の減、基金積立金が184万5,000円で、前年度に対して19万2,000円の減、諸支出金は7,629万4,000円で、前年度に対し939万4,000円の増となっております。  これが歳出合計では、対前年度比3億2,075万9,000円で、3.6%の増となっております。  なお、保険給付費が歳出全体の約95%を占めているところでございます。  続きまして、サービス事業勘定でございますが、主要施策成果説明書の17ページをお開きください。  この勘定は、本市直営の中央部地域包括支援センターが行う介護予防サービス計画の作成等に係る収入および支出でございますが、歳入は介護予防サービス計画費収入、繰越金及び諸収入の3,064万3,590円、歳出は、介護予防支援事業費の1,209万9,022円で、歳入歳出額は1,854万4,568円となっております。  以上、まことに簡単でございますが、議案第70号から72号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 78 ◯議長並川和則君)[ 394頁]  次に、議案第73号。 79 ◯上下水道局次長(永尾和夫君)[ 395頁]  議案第73号「平成23年度諫早市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定について」御説明申し上げます。  恐れ入りますが、成果説明書の18ページをお開きください。  本会計は、平成16年度から平成19年度までに、高来地域の一部において市が設置いたしました97基の高度処理型浄化槽の維持管理に係るものでございます。  決算額は、歳入歳出それぞれ673万1,899円で、歳入歳出同額となっておりまして、前年度と比較いたしますと、それぞれ13万2,000円の増となっております。  歳入歳出の内訳は記載のとおりでございますが、増減の主なものにつきましては、歳入では繰入金が73万6,000円の増となっておりますが、これは分担金及び負担金の減に伴う一般会計繰入金45万円の増及び市債の元金償還に対する諫早市浄化槽事業減債基金からの繰入金28万6,000円の増によるものでございます。  また、歳出の公債費27万5,000円の増につきましては、平成17年度に借り入れました市債の元金償還が平成23年度から始まったことによるものでございます。  以上で、議案第73号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 80 ◯議長並川和則君)[ 395頁]  次に、議案第74号及び議案第75号につきましては、同一説明者でありますので、一括して説明を求めます。 81 ◯市民生活環境部長(村尾憲治君)[ 395頁]  初めに、議案第74号「平成23年度諫早市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」御説明申し上げます。  主要施策の成果説明書の19ページをごらんいただきたいと思います。  諫早市高城駐車場は、平成9年2月に立体駐車場として供用を開始したものでございます。本事業会計の歳入決算額は3,496万891円、歳出決算額は3,480万7,591円で、歳入歳出差引額は15万3,300円となっております。  まず、歳入についてでございますが、事業収入3,138万1,000円は、普通駐車及び定期駐車の使用料収入でございます。平成22年度と比較して354万6,000円の増となっておりますのは、駐車延べ台数の増によるものでございます。  繰入金357万9,000円は、一般会計からの繰入金で、諸収入の1,000円は預金利子でございます。  次に、歳出でございますが、駐車場事業費1,481万6,000円は、料金徴収などの委託料と、駐車場維持管理費として管理者組合に支出した負担金などでございます。  平成22年度と比較して157万4,000円の増となっておりますのは、同組合の負担金の増が主なものでございます。  公債費1,999万2,000円は、駐車場整備に係る市債の元利償還金でございます。  以上、簡単ではございますが、議案第74号の説明を終わらせていただきます。  続きまして、議案第75号「平成23年度諫早市墓園事業特別会計歳入歳出決算の認定について」を御説明申し上げます。  同じく主要施策の成果説明書、20ページをごらんいただきたいと思います。  諫早南墓園は、昭和56年度に栗面町に設置し、希望者に使用権の分譲を行い、維持管理を行っているものでございます。  本事業会計の歳入決算額は9,574万7,120円、歳出決算額は828万6,332円、歳入歳出差引額は8,746万788円となっております。  まず、歳入について御説明申し上げます。  事業収入2,397万4,000円は、平成23年度において27区画の分譲申し込みがあり、この永代使用料として1,814万6,000円と、新規の方及び従前から御利用されている方々の管理料など580万5,000円が主なものでございます。  平成22年度と比較しますと264万1,000円の増となっておりますが、これは分譲者数が5人少なかったものの、平成21年度から管理料を毎年納付へと変更したことに伴う管理料の増でございます。  繰越金7,169万1,000円は、前年度からの繰越金でございます。  次に歳出でございますが、墓園事業費680万6,000円は、この墓園の管理業務に係る委託料366万4,000円が主なものでございます。  諸支出金148万円は、墓地を返還された方の永代使用料及び管理料の還付金でございます。  以上、簡単ではございますが、議案第75号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 82 ◯議長並川和則君)[ 396頁]  これより各議案ごとに質疑に入ります。  まず、議案第69号「平成23年度諫早市一般会計歳入歳出決算の認定について」に対する質疑に入ります。  質疑は歳入、歳出を区分して行います。  なお、質疑の際はページ数をお示しください。  まず、歳入全般に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 83 ◯議長並川和則君)[ 396頁]  なければ、次に歳出全般に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 84 ◯議長並川和則君)[ 396頁]  なければ、これをもって議案第69号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第70号「平成23年度諫早市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 85 ◯議長並川和則君)[ 396頁]  なければ、これをもって議案第70号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第71号「平成23年度諫早市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 86 ◯議長並川和則君)[ 396頁]  なければ、これをもって議案第71号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第72号「平成23年度諫早市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 87 ◯議長並川和則君)[ 396頁]  なければ、これをもって議案第72号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第73号「平成23年度諫早市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定について」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり)
    88 ◯議長並川和則君)[ 396頁]  なければ、これをもって議案第73号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第74号「平成23年度諫早市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 89 ◯議長並川和則君)[ 396頁]  なければ、これをもって議案第74号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第75号「平成23年度諫早市墓園事業特別会計歳入歳出決算の認定について」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 90 ◯議長並川和則君)[ 396頁]  なければ、これをもって議案第75号に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第69号から議案第75号までの7議案につきましては、お手元に配付しております委員会日程表のとおり、予算決算委員会に審査を付託いたします。  以上で、本日の日程を全部終了いたしました。次の本会議は10月16日午後1時から開きます。  本日はこれをもって散会いたします。                 午後3時9分 散会 Copyright © ISAHAYA City Assembly All rights reserved. ページの先頭へ...